私は 自分の傷だらけの手をみた



そうして 自分は生まれてもよかったのだろか…


自分が存在している理由はなんだろか…


いろいろな疑問が頭の中に出てきては自分で答えを出す




そうして 時間が過ぎるのを




私は待っていた




日に日に 手の傷が増えていく



それと同時に心の闇が広がっていく




―――ザクッ




そんな ニブい音が部屋に響き渡って 手から流れている




痛いなんて感じなかった




やっと楽になれると思うと次第に意識が離れていく




そして――――――




私は意識を手放した