家に帰るとお母さんは私を思いっきり叩いていた。

それでも私は何も言わない。

と言うか、何も言えない。

だってずっと前からお母さんから虐待を受けていたんだもん。


こんなこともう慣れた...


「こんな時間まで遊んで…何をしてたのよっ!」

時計を見るとまだ9時だった。


でも私は正直に答える。

「美沙と…カラオケ行ってた…」