目が覚めると保健室にいた。

隣で美沙が眠っている。

「あっ静羅、起きてたの。大丈夫?」


「大丈夫だよ?ってかいったい何があったの?」

私の頭には、はてなマークがいっぱいだった。


「静羅はテストが終わった直前に倒れたんだよ。無理しちゃダメって言ったのに...」


美沙は頬を膨らましている。


「ごめんごめん。今度からは無理しないから」


こうしてテストは終了したのである。