「俺はお前が好きなんだけどな。」


「い、いまなんて言ったの…?」


「だから、お前のことが好きだっつってんの!」


チュッ


「きゃぁあああ!!!」


私は新谷大地を突き飛ばしてしまった…

どうしよ…

「…ごっごめんなさい!」

でも、あんなことする新谷大地が悪いんじゃない…

私は急いでその場から逃げ出した。


それからは授業中も頭に入らず、ただぼーっとしていた。