あたしの居場所



「そう」


あたしをベッドに座らせて隣に座る凪斗


「大丈夫。俺らはお前を1人にしない。絶対にさ」


そう言って立ち上がりドアを開けた


「うわっ」


ドアを開けた瞬間、みんなが倒れこむ


「奈緒が凪斗に襲われてないかと・・」


香奈さんが言う。


「ばかか。俺はんなことしねえっての」


「奈央が心配でさぁ」


淳が言う


「奈央、これで分かったか?こいつらはお前をもう仲間と思ってる。だからお前も俺らを仲間と思っていいんだよ。1人にしない、俺らは。捨てられた俺らだからこそ、いじめられた俺らだからこそ、な」


「そうだよ!!」


香奈さんが前を出て言う


「あたし達、いろいろ問題を抱えて今まで生きてきたの。ツラいことは半分にして、嬉しいことは大喜びして...」


「それが家族ってもんだろ?」


淳が嬉しそうに言う


「けど淳、分からないじゃん」


誠吾君は冷静に言う


誠吾君って...淳のお兄ちゃん...?


立場、逆だよね...?


ギャーギャー言い合ってる...


「な?コイツらはこれが家族だと思ってる。もちろん、奈央も一緒だ」


凪斗はあたしをそっと抱き締めてくれた