あたしの居場所



『家族』


あたしの心にずっしりと重くのしかかった


あたしは家族を捨てた。と言っても過言ではないかな


家を飛び出した、何も言わずに


お母さんは分かってくれると思ってた、信じてた


なのにあっさりとそれを否定された


「!?奈央、大丈夫!?」


気付いたら止めどなく涙が溢れてくる


「ちょっ...待ってて!」


奈緒美は部屋と出た


「奈央、大丈夫か?」


凪斗を連れて戻って来た


「何思い詰めて泣いてんだよ、ばか。ここじゃそんな思いしずに済むんだよ。んな心配するなって」


「奈央、大丈夫?」


「ごめ...なさい...」

「ううん、ゆっくりでいいよ。何かツラいことあったなら落ち着いた時に話してね?ウチらは奈央の味方だよ?」


「奈緒美...」


「奈緒美、ごめん。今日は俺と奈央は一緒に寝るからお前はいつものように2人で寝てくれるか?」


「はーい♪」


「奈央、おいで。一緒に寝よう」


凪斗はあたしを軽々横抱きして隣の部屋に連れていく。


「何思い出した?」


「分からない...」


「家族、のことか?」


「うん...」