「香奈、みんな呼んできてくれるか」
「あいよ」
香奈さんが他の部屋に入った。
「くそ眠てえー。あれ、誰?そいつ」
男の子2人に女の子1人が部屋から出てきた。
「園長的な人は居ねえよ。俺と香奈がみんなの面倒見てる。順から紹介するよ」
「俺は淳。中1」
「僕は誠吾。小6だよ」
「ウチは奈緒美。淳と一緒~♪」
「あたしは奈緒です...っ」
緊張して、声が震える
「そう硬くなるなって」
淳さんがあたしの背中をポンとしてくれる。
「ありがと...」
「タメで十分だっての。俺ら同い年だぜ?硬くなんなっての」
「はい...」
タメだからって、初対面ですから...
「奈央、大丈夫だよ。少ししたらすぐ慣れるから」
「うん...」
「じゃあ奈緒美、奈央と一緒に寝てやってくれな」
「あーい。奈央ちゃん、おいで」
奈緒美ちゃんが案内してくれる
施設は、白一色でとてもきれい
落ち着けるけど...どこか寂しげ...
施設って初めてだから...

