あたしの居場所



「じゃあ俺ん家来るか?」


「え...?」


「家って言っても家じゃねえけど」


家じゃない家...?


そんなのあるの...?


どうゆう...?


「俺さ、両親に捨てられて。施設に居るんだ。それが理由で、...さっきの奴等にいじめられてた、小学校6年間。んで、中学は行かないってわけ。奈央の気持ち分かるんだ。だから施設おいで?いい奴ばっかだから奈央の気持ち分かってくれるよ」


「でも...っ」


「大丈夫。奈央と歳近い奴ばっかだよ。おいで?」


凪斗があたしに手を差し出す


あたしはその手を握った


今のあたしから変わりたかったから


そして、施設へと向かった


ドキドキして...


どんな道を通ったかは覚えてないけど...


「凪斗、おかえり!あれ?その女の子誰?」


施設に行くと女の人が凪斗に近寄る


「新しく入る子。奈緒」


「初めまして...」


「可愛い!あたしは中2の香奈です♪よろしくね★」


「はい...」


「じゃあ紹介する。おいで、奈央」


「う...うん...」


手を握られたまま、中に入る