氷枕をかえそろそろ帰る準備をする 「じゃあね司…」 司に別れを告げて玄関へ進む 「待てよ」 え? 「俺お前じゃなきゃ無理」 「…」 「お前じゃなきゃ安心しない」 「…」 「お前がいい」 変な勘違いしちゃうじゃん 「もう離れんな」 「それって好きって言ってるみたいだよ?」 「だーかーら好きっつってんだよ。何回も言わせんな」 不器用な司がめいいっぱい好きって言ってくれて涙が頬をつたった