気が付くとあたしも眠りについてしまった 時刻は夜の9時 結構寝ちゃったな 司は規則正しい呼吸をしてる もう熱下がったかな? 氷枕も溶けてると思い取り替えようと司の緩んだ腕をすり抜けた 「どこ行くんだよ」 怠そうに悲しそうに腕をつかみ司は呟いた 「起きてたの?」 「まぁな」 「ちょっと枕かえようと思って」 そうかと言わんばかりに納得したのか司はつかんでた手を離した