あたしは耐え切れず司さんを連れて外へ出た だけど玄関の前の階段で転びそうになる まだ酒残ってるからかな 「お前どこいくつもりだよ」 司さんはあたしの腕を掴み言う そんなん考えてない 「まぁいいや」 司さんはそういうと携帯を手にし誰かに電話をかけた 「もしもし?俺。うんそう。このまま俺んちいくから。あぁじゃ」 「俺んち行くぞ」 「今からですか?」 「あたり前だろ」 酒が抜けた司さんは少し無愛想になっていた 香菜が言ってたのはこのことか