「晴のバカっ!!!」 気づいたら叫んでいた。 私に背を向けていた晴がその声に振り向く。 「…まりあ?」 「晴は・・・晴は・・・ 私より仕事が大事なの?」 遂に言ってしまったその質問。でも、言っている途中でだんだん声は小さくなっていたと思う。 私は晴の顔が見れず、俯いた。 「何、そんな面倒くさいこと言ってんの?」 冷たい声… 美菜子さんの旦那さんとは大違いだと冷静に考えている自分がいた。