だけど、俺は教師でお前は生徒

「もしかしたら……って、最悪な結果まで考えてしまって……。いくつになっても私にとって弟は弟……。大切な家族なんです」



堀池先生の表情は真剣そのもので、その深刻さが伝わる。



「澤村美波の母親だったら、何か知っているかもと……思ったんです」



「……そういうことですか……」



澤村のことを俺が気にかけていたのを知っていた堀池先生。



もとろん、俺が澤村と付き合っていることは、誰も知らない。



けど、澤村が俺に好意を持っていることも堀池先生は気づいていた。



「澤村美波から何か聞いていませんか??なんでもいいんです。何かご存じなら教えてくださいっ!!」