だけど、俺は教師でお前は生徒

「楽しかったぁ……」



あっという間に過ぎていく時間。



すっかり日も暮れて、閉演時間が近づいていた。



最後は、観覧車に乗ることにした。



高台にあるこの遊園地。



夕暮れの景色は最高に綺麗だった。



「疲れたのか?」



観覧車の中で景色を見ながら、ふと澤村が大人しくなったのに気付いた。



「……違うの。三嶋先生と一緒にいて疲れるわけないよ」



そう言って、俺を見た澤村の目は薄っすらと潤んでいた。