俺だって、母さん伝いにでも、 明之の話を聞いていたなら。 そしたらもしかしたら、 ずっと前に気づけていたのかもしれない。 彼が男だという事も、 それでも好きだという事も。 そしたらもっと、 何か言えたかもしれないのに。 晩御飯中ずっとそんな事を考えて、 食べ終わった後は、みんなで花火。 俺にはちょっと早い、夏休み気分か。 そしてもうすぐ、またサヨナラ。