7年越しの、願い事【BL】



「何これ、短冊?」


ひょいっとその紙を持ち上げると、
明之は、再び慌てながら、戻ってきた。

どうやらこれを、
見られたくないらしい。


「これ返すから、
それはすぐに鞄に戻して?」

ね?と、
俺を宥めた時のような、
優しい口調で促してくる。


「……どうしよっかなー」

どんだけ見られたくないんだ。

そんな事を言われたら、
逆に気になるに決まってるじゃんか!