7年越しの、願い事【BL】



2通目の中身も大して変わらず、
しかし……


『ぼくも、すごいだいすきだよ』

俺への返しだろうその言葉。

小さい頃の俺は、一人称に
疑問を持たなかったのだろうか。


いや、それすらも気にならない程、
あの頃のゆきちゃんは可愛かったから!

今じゃ所謂イケメンだけれど、
その顔面偏差値は変わる事が無い。

そんな相手に好きだと言われたら、
もうたまらないだろう。


仕方がない事だったんだ。

俺はゆきちゃんが大好きだったんだし!

今思えば、初恋だった。


思い出を噛みしめながら、
3通目の手紙へと移った。