「それはやめてくれ」 焦ったように、明之は俺を引き留める。 「なんで?」 「なんでも」 まあ座れよと、 またソファーに座らせられる。 昔の手紙を見られるのが恥ずかしいんだろうか。 あれには一体、 何が書いてあったんだっけ……? 俺もゆきちゃんも、 普段話していたような事しか 書いていなかった気がするんだけど。 遊んでいて、 いつもしていた会話とか。 そう、いつもしていた……