7年越しの、願い事【BL】



「あれ?」

「どうした?」

ふいに疑問が浮かんだ。


「そういえばさ、明之はなんで、
短冊を『飾れない』んだ?」


書く事無いでも、書けないんでも無い。

どうして、飾れないんだろう。

短冊は、母さんたちが用意した
まだ白紙のがたくさんあるし。


そう尋ねると、
彼は困ったような表情を浮かべる。



「それはひとまず置いておいて」

置くと言うより、
投げる仕草をしながら言われた。

捨てるなよ。


「くれた手紙にさ、
何て書いたか覚えてる?」

そう尋ねられた。