コーヒー牛乳はあたしが飲むつもりで買おうとしたんだけど… この際あきらめるしかない。 「…じゃ」 無言で立ち去るのもなんだかやりづらくて、それだけ行って人ごみを後にした。 なんでこんな時にあいつに会うんだろう。 手に持つカツサンドに、なんとなく力が入った。 人ごみは特別苦手ってわけじゃないんだけど、今日はすごくわずらわしい。