100点の秘訣


言葉を遮られたやつは、顔を見なくても驚いているのがわかった。


「はい、お待たせ!」

「おばちゃん、コーヒー牛乳も!」


そんな沈黙を紛らわすように、あたしはおばちゃんに声を出す。


「ごめんねぇ、コーヒー牛乳はこの子で終わりなのよー」


えぇっ!

救世主のようにも思われた購買のおばちゃんに放たれた一言は、あたしをあの気まずさに追い返すものだった。



コーヒー牛乳の売り切れ。そこまでは良かった。

そこまでは良かったんだけど…





「……」


この子ってのが、なんで相沢なわけ…?