100点の秘訣


「梨乃?どうした?」

ほんとだ。
あたしどうしちゃったんだろ…。


別に相沢に彼女が出来たってなんてことないのに。


むしろ、あいつの勉強時間が減って嬉しいくらいなのに。





なんで、こんなに動揺してるんだろ…?


「あ、おい!坂井っ!」


あたしと佐奈が立ち止まっていると、後ろにいた相沢が声をかけてきた。




「さ、佐奈!早く行こっ!」

「えっ!ちょ、梨乃!?」


今はあんなヤツの顔なんて見たくないっ。