「梨乃?どうした?」 ほんとだ。 あたしどうしちゃったんだろ…。 別に相沢に彼女が出来たってなんてことないのに。 むしろ、あいつの勉強時間が減って嬉しいくらいなのに。 なんで、こんなに動揺してるんだろ…? 「あ、おい!坂井っ!」 あたしと佐奈が立ち止まっていると、後ろにいた相沢が声をかけてきた。 「さ、佐奈!早く行こっ!」 「えっ!ちょ、梨乃!?」 今はあんなヤツの顔なんて見たくないっ。