「高宮のその
高飛車な感じも嫌いじゃないけど

メガネかけた素っぴんの方が
可愛いくてそそる。」


車に乗りながら
瞳に妖しい熱をともした
腐れ縁同期もとい
小松原嵩は


その男前な顔を近づけて
私に濃厚なキスを落とす


今までの「なじむ」とか
そんなレベルではなく

骨の髄からしびれるような
熱いキス






やばい…



私…相当コイツにマジかもしれない



走り出す車の中で


そんな事をふと思った

















おしまい