「高宮~?
大丈夫か?」


こっちに近づいてくる足音

「大丈夫よ。
それより、
用が済んだなら帰ってくれる?

私、まだちょっと横になりたい。」



「…そうか。
わかった。じゃ、また明日な。」


バタンっとドアが閉まる音とともに
消える気配


私は
そのままその場にしゃがみこんだ



冗談じゃない



この私が


小松原の言葉やしぐさに
一喜一憂するなんて…



あり得ない…





せっかくの完全の休日も

小松原の陰謀(?)によっ
まったく意味のない物になってしまった