授業中の保健室は
相変わらず静かで居心地がよかった
ベッドメイクをして
窓を開けると
何とも気持ちのいい風が頬をなでる
「高宮~?」
すると
小松原がダルそうに入ってきた
「なによ?」
いつもの様に悪態をつくが
小松原はぐったりとソファに項垂れて座る
「ちょっと…大丈夫?」
駆け寄り
顔を覗き込むとキレイな顔は
苦痛にゆがんでいた
呼吸も荒い
思わず額に手を当てると
尋常じゃ無いくらいの熱を感じる
「すごい熱…。」
私の声に小松原は小さくつぶやいた
「朝から調子悪いと思ってたんだけど
もう…限界。」
「ったく、しょうが無いわね。
ほらっ、立ちあがって。
ベッドに行くから。」
「ベッドとか…エロ―い…。」
「死ね。ばか。」
熱に浮かされてる小松原に
一瞥を食らわせて
無理やり立たせる
170センチの私でも
180センチを超える小松原を支えるのは容易ではなく
ふらふらしながら
やっとの思いでベッドに投げ込んだ
白衣を脱がせ
ネクタイも取り
布団をかけた
体温計を差し込んでいる間に
氷嚢と薬を用意する
相変わらず静かで居心地がよかった
ベッドメイクをして
窓を開けると
何とも気持ちのいい風が頬をなでる
「高宮~?」
すると
小松原がダルそうに入ってきた
「なによ?」
いつもの様に悪態をつくが
小松原はぐったりとソファに項垂れて座る
「ちょっと…大丈夫?」
駆け寄り
顔を覗き込むとキレイな顔は
苦痛にゆがんでいた
呼吸も荒い
思わず額に手を当てると
尋常じゃ無いくらいの熱を感じる
「すごい熱…。」
私の声に小松原は小さくつぶやいた
「朝から調子悪いと思ってたんだけど
もう…限界。」
「ったく、しょうが無いわね。
ほらっ、立ちあがって。
ベッドに行くから。」
「ベッドとか…エロ―い…。」
「死ね。ばか。」
熱に浮かされてる小松原に
一瞥を食らわせて
無理やり立たせる
170センチの私でも
180センチを超える小松原を支えるのは容易ではなく
ふらふらしながら
やっとの思いでベッドに投げ込んだ
白衣を脱がせ
ネクタイも取り
布団をかけた
体温計を差し込んでいる間に
氷嚢と薬を用意する


