2時間後、ラシッドの前に座る莉世は薄いピンク色の長衣で顔に当たる砂から守っていた。
あと1時間もあれば宮殿と言うところで砂嵐の兆候が見えてきた。
風は強くなり、顔に当たる砂の粒が痛い。
「リセ、顔をこちらに向けていろ」
自分の胸の方に顔を向けるように言う。
「はい お兄様」
莉世はたくましい胸板を隠す長衣の布に顔を埋める。
しばらく行くとラシッドは突然、手綱を引きガラーナの足を止めた。
隣に立つアクバールも警戒した様子で数10メートル先を見ている。
「商人一行が盗賊の輩(やから)に襲われているようですね」
アクバールは砂埃が立つ中、目を凝らして言う。
莉世には全く見えないが、ラシッドたちには見えているようだ。
「そのようだな 放っては置けない リセ 召使たちとここで待っていてくれ すぐに戻る」
ラシッドはすでに腰にかかっている剣の柄にを手をかけている。
あと1時間もあれば宮殿と言うところで砂嵐の兆候が見えてきた。
風は強くなり、顔に当たる砂の粒が痛い。
「リセ、顔をこちらに向けていろ」
自分の胸の方に顔を向けるように言う。
「はい お兄様」
莉世はたくましい胸板を隠す長衣の布に顔を埋める。
しばらく行くとラシッドは突然、手綱を引きガラーナの足を止めた。
隣に立つアクバールも警戒した様子で数10メートル先を見ている。
「商人一行が盗賊の輩(やから)に襲われているようですね」
アクバールは砂埃が立つ中、目を凝らして言う。
莉世には全く見えないが、ラシッドたちには見えているようだ。
「そのようだな 放っては置けない リセ 召使たちとここで待っていてくれ すぐに戻る」
ラシッドはすでに腰にかかっている剣の柄にを手をかけている。


