「えと、ケーキ食べないの?」
なにやら妙な空気に耐え切れなくなって言った。
「‥‥‥‥食べる、よ」
「うん、はい」
少しほっとして、先輩にまたフォークを渡そうとするけど、やっぱり受け取ってくれない。
「先輩?」
私が首をかしげていると、先輩は一瞬フォークをちらりと興味なさそうに見て、私に視線を移す。
「?‥‥‥なぁに?」
数秒私を見つめて、
「侑」
「うん?」
「食べさせて」
なにやら妙な空気に耐え切れなくなって言った。
「‥‥‥‥食べる、よ」
「うん、はい」
少しほっとして、先輩にまたフォークを渡そうとするけど、やっぱり受け取ってくれない。
「先輩?」
私が首をかしげていると、先輩は一瞬フォークをちらりと興味なさそうに見て、私に視線を移す。
「?‥‥‥なぁに?」
数秒私を見つめて、
「侑」
「うん?」
「食べさせて」

