学校の近くまで直人に車で送ってもらい遅刻を免れた。
私と浩太は学年が違うので校舎は当然違うが、中高一貫校のため、途中まで一緒に校舎へ向かう。
二人が並んで歩くことは当たり前になっているから、通りすがる友達も今更冷やかすことはない。
あいさつを交わしながら歩くけど、いつも饒舌な浩太が今日に限ってあまり話さない。
いつもと違う浩太の様子に私も気付いていたから、どうしていいのかわからなくて、沈黙が流れていた。
「あ、のさっ、侑!」
「うん?なぁに浩太」
浩太が唐突に沈黙を破る。しゃべり出した浩太にほっとして自然と笑みがこぼれた。
「――ッ‥」
ふいっと顔を背けられる。
――浩太?
「‥‥浩太、大丈夫?」
「何がッ‥」
「今日、変だし‥‥顔、赤い」
「―ッ!違うっ!!」
そっぽむいたまま腕で顔を隠しているけど、やっぱり赤い。
私と浩太は学年が違うので校舎は当然違うが、中高一貫校のため、途中まで一緒に校舎へ向かう。
二人が並んで歩くことは当たり前になっているから、通りすがる友達も今更冷やかすことはない。
あいさつを交わしながら歩くけど、いつも饒舌な浩太が今日に限ってあまり話さない。
いつもと違う浩太の様子に私も気付いていたから、どうしていいのかわからなくて、沈黙が流れていた。
「あ、のさっ、侑!」
「うん?なぁに浩太」
浩太が唐突に沈黙を破る。しゃべり出した浩太にほっとして自然と笑みがこぼれた。
「――ッ‥」
ふいっと顔を背けられる。
――浩太?
「‥‥浩太、大丈夫?」
「何がッ‥」
「今日、変だし‥‥顔、赤い」
「―ッ!違うっ!!」
そっぽむいたまま腕で顔を隠しているけど、やっぱり赤い。

