妄想タイムを楽しみながら校門まっ歩いて行くと、巨大ななにかにぶつかった。

「痛い…。」

巨大な物とぶつかった私は思わず転んでしまった。

そして何十センチも上を見て凍りついた。

ヤバイ。ヤバイやばいヤばい‼

依実の彼氏だ‼

金髪にピアスがいっぱい。

うわぁ。依実に聞いた通りの不良だなぁ。

ってボーっとしてた。

とりあえず謝らないと。
立ち上がろうとした時、捻挫したのか、痛くて立てなかった。

その様子をだるそうに見ていた依実の彼氏が私の所に近づいてきた。