代わってやりたいというか――出来る事なら、ミノリに代わって仕返ししてやりたい。
痛い目に、実際遭ってみたらいい――なんて考えている俺は、非情な人間かな。
だけど、好きな子にちょっかい出すって――最近の保育園児は小学生並みの事をするんだな。
好きなら好きで――泣かせずに楽しく遊んだらいいもんだと思うが。
その後、今後は活動時間はより注意深く目を光らせてくれると約束をしてくれたあさみ先生と別れ、ミノリと恭一の所へ向かった。
そして、蓮君の母親から再度深く頭を下げられ、保育園を後にし・・・・・・気分転換にでもなるかと考え、ミノリの好きな八百屋へ立ち寄ろうかと考えた。
車中、ミノリは恭一としりとりに夢中。
泣いていたことが幻だったんじゃと思えるくらい、明るい声でしりとりをしていた。
「こんにゃく」
「くぅ~り」
「りんご!」
「ごぉー? ごぼう」
「ごぼうかぁ! そう来たか、んじゃあ、うちわ」
「わぁかめ」
「めだか」
「ほいくえんにね、めだか、いりゅんだよ」
「え~そうなの? 見たかったなぁ」
「あしたみにくる?」

