「ごちそーさま。」 平日の朝だっていうのにぎゃいぎゃいうるさい二人を放っておいて、 私は歯磨きをし、制服に着替えて靴をはいた。 …あの二人まだ騒いでるよ… 兄貴は大学で一限とってないかもだけど、 奏は普通に学校だよね…? ちんたらしてたら遅刻するぞこいつ… 「いってきます、」 私は少し大きめな声で言うと、 『えっ!?もうこんな時間じゃん!』 なんて焦る奏を放っといて扉を閉めた。 ……もちろん、『えー行ってきますのちゅーは?』なんてふざけたことをぬかしやがったクソ謙斗も放っておいた。