……いたたまれない。 非常にいたたまれない。 「…理桜?」 突然黙った私に、奏が首をかしげる。 また、周りがざわめきだす。 ああ…、呼び捨てにしやがってばかわんこが… 成長したのは形だけかこの野郎。 たくさんの眼差しが、私は苦手だ。 虚勢を張っていないと、弱い内側を引っ張り出されそうで、 柔らかい中をズタズタに切られてしまいそうで。