「理桜…?」 お兄ちゃんの少し寂しそうな声が聞こえる。 素直には言えなかったけど、 大好きな大好きなお兄ちゃん。 自慢のお兄ちゃん。 逆にそれがコンプレックスになっとしまったけど、 いつも私のことを一番に考えてくれる人。 たとえどうなったとしても、 ここにいる3人は、 私を私として見てくれるんだ。 そうして私は、 重たかったまぶたを、そっと開いた。