しん、と教室中が静まり返る。 かたかたと理桜の手が震えているのが、繋いだ手を通して伝わってくる。 大丈夫だよ、大丈夫。 そんな想いをこめて、俺は理桜の手を握る力をほんの少しだけ強める。 もうしばらくの沈黙のあと、 その沈黙を破ったのは、笑い声だった。