そしたら、急に理桜がぎゅっと抱き着いてくるから、 びっくりして、理桜に回していた腕がピキッと固まる。 そして、俺の胸板に顔をつけて、ちっちゃく彼女は言ったんだ。 「…好き。」 言葉の威力ってのは、想像よりずっとすごくて、 幸せすぎて俺はおかしくなりそうだ。 「ありがとー理桜。」 学校のはしっこの木陰で、俺たちはそっと唇を合わせた。