「俺まだなんも聞いてないけどさ、この状況だし両思いってことでいいの?」
俺の言葉に、理桜ははぁっ!?と勢いよく顔を上げる。
そしたらすぐ近くで見つめ合う形になって、
理桜の顔は真っ赤に染まった。
「な、なな、両思いって…そんな」
「え?違うの?俺は理桜のこと好きだけど、理桜は俺のこときらい?」
「きらいじゃない…けどっ」
「じゃあ好き?愛してる?」
「んなっ…」
あーあ、ものすっごい焦ってる。
理桜可愛いなぁ〜
いっつもいじられてる俺だけど、やっぱり兄ちゃんと同じ血が流れてるらしい。
なんか兄ちゃんが時々理桜をいじって遊んでる気持ちが分かるかも。
理桜はしばらくもごもご言ってるけど、
俺に抱き締められて、その手をシャツから放さないのは無意識だろうか?
あんまりにも可愛くて、俺のほっぺたはでれ〜と緩んでるんだろうなと簡単に想像できる。
