「なによそれ、なんで私が好きなわけ!?顔!?顔がタイプだから!?」
いやまぁそれもあるけど…
って、ここまで顔に自信(とコンプレックス)がある子も珍しいよね…
ま、イケメンでちやほやされてる謙斗くん見てるから当然っちゃ当然だけど。
どーやら、理桜も俺がゲイだと思ってるらしい。
みんなして俺の扱いひどすぎだよね!!
「俺は優しいところも気の強いところも口の悪いところも全部好きだよ。」
「…ほとんど悪口じゃん」
「あああでもっ!ほらっ!愛情の裏返しって言うか!そーゆーんだって分かってるから暴力もうれしいってゆーか…」
「うわマゾヒスト…」
「うん逃げないで逃げないで、俺結構ガラスのハートだから割らないで」
「警察って何番だっけ…」
「いや呼ばないでまじで」
鼻をぐすぐすさせながらも憎まれ口を忘れないのは、
さすが理桜、というかなんというか…
理桜は真っ黒なセミロングの髪をぐしゃぐしゃかいて、
あーもうっ!!と叫んだ。
