奏は長めの前髪をちょんまげみたく結って、 謙斗はねじってピンで止めていて、 お前らホントは兄弟か、と思わず呟きそうになる。 まぁ奏の方が少し身長が高いけど… あの二人が並ぶと、どうしても恋人同士みたいに見えてしまう。 謙斗の手ほどきを真剣な顔して受けている奏を、ぼーっと見ていると、 ふはっ、と息で笑う音がして意識が覚醒する。