ぷくーっとふたりしてお揃いのたんこぶを作りながら、 奏と謙斗はエプロンを着けてキッチンに並んでいる。 それを修司兄ちゃんの横で雑誌を広げながら眺めていた。 もはや文字なんて追っていない。 追っているのは、ふたりが交わす楽しげな笑み。