そんな悶々とした気持ちのまま数日が経ち、 犬飼家のリフォームが完成した。 奏はもう家に戻る。 ……って言っても、どーせ隣なんだけどね。 私は学校から帰ってすぐに、奏の荷造りを急かしてまとめさせる。 奏は多少残念がってたけど、どーせ毎日会ってるんだから、と渋々ながら納得させた。 そして、玄関まで見送りに出る。