「…奏、ちょっと聞いてんの?かーなーでっっ!」 私は嘘つきだ。 ひねくれてて可愛いげのない。 だからほら、心とは反対の不遜な態度と声が出る。 一際大きく叫んだら、やっと奏は足を止めた。 ゆっくりとこちらを振りかえる。