『…理桜ッ!!』 ふいに誰かが私の名前を呼んだ。 首だけで確認して見るけれど、相手の顔は薄闇に隠れてわからない。 でも、その声は知っていた。 「あ?なんだよテメェ。」 私を拘束していない男ら二人が、眉間にしわを寄せながら声の方に歩いてゆく。 ――次の瞬間、 私は不思議なものを見た。