「理桜ぉぉぉぉ!おかえりぃぃ会いたかったよぉぉぉぉ!!」 玄関扉を開けた瞬間に顔面にぶつかったのは胸板。 デコと鼻打った、痛い。 飛び付かれてぎゅむぎゅむ抱き締められ、ただでさえ疲れてるのにさらにイライラする。 「謙斗(けんと)暑苦しい離れろくたばれ。」 「〜〜〜イッ…!!」 ゴンッと鈍い音と共に、頭上から聞こえるのは痛さに悶絶する声。 そして私の頭にも同じような痛み。 さすがに謙斗のシャープな顎に頭突きは痛い、つか刺さる。