「ちょっとアンタ、ちょっと可愛いからって調子乗んないでよ!!」 「そーそー!犬飼くん可哀想じゃん!」 いやね、可哀想って言われると逆に惨めになるんですよこちとら… 気持ちは嬉しいけどね、もうちょっと気配ってくれると嬉しいな〜… 理桜はまたしても放心してる。 意志の強そうな大きい瞳が見開かれていて、そんな抜けた姿が可愛い。 しばらくの間のあと、理桜は訝しげに口を開く。 「……可愛いって、だれが?」