「昨日も言ったと思うけど、こいつとは腐れ縁なの。」 みんな固唾を飲んで見守っていて、横やりを入れるような人はいない。 理桜の声が、鮮明に聞こえる。 「…だいたい、こんなの好きじゃないし。こんなバカ犬、どこがいいのかわからない。」 ……それは言い過ぎじゃないかなー理桜ちゃん。 かなりグサッときたんだけど… その言葉の作用は俺だけに大きかったわけじゃないみたいで、 数名の女の子がまた目元を険しくさせる。 それだけなら未だしも、『はぁ!?』と厳つい声を出した。