とか、焦ってたのは俺だけじゃなかったみたいだ。
いつもなら『そんなわけないでしょ』と速答するはずの理桜も、
あまりに突飛な話だったからか、口を開けたまま放心している。
その反応を質問の肯定と受け取ったんだろう、
数名の女の子が目元を険しくさせる。
しかもみんな化粧濃いから怖いって…!!
その他の女の子は諦めたように『理桜ちゃんじゃあね…』と言葉を濁していた。
やはり賢い子は理桜と張り合う気はないらしい。
実に良い判断だと思う、恥をかきたくなければ。
思ったよりも少なかったいじめ側になりそうな不穏分子の数に、
俺はほっと息をはいた。
しかしその安堵など、次の瞬間には星の彼方までぶっとばされた。
