…こんなにこいつ、大きかったんだ。 会ったときからでかくなったとは思っていたけど、こんなに近づいたのはそれこそ数年振りで、 その著しい成長に、長い月日を感じた。 そっと、均等に筋肉がついたお腹に手を回す。 その温かさに、心臓が不自然に跳ねた。 違う、全然違う。 離れていた三年と言う月日は、 いつの間にか奏を"男"に変えてしまっていた。