PLAY❤BОY~君が好き~

俺は美羽の手を
握った。



少しでも痛くない
ように。



俺が近くにいると
感じさせるために。



「痛っ!!」

「大丈夫か?」

「う…んっ。」

「もう少しだから。」



痛そう。



できるだけ優しく
してるつもりなんだけど…。



「美羽、愛してる。」

「あたし…もっ。」



そして…俺らは一つに
なった。



美羽は寝てる。



相当疲れたよな。



「美羽…よく頑張ったな。」



抱いたあとに一緒に
いるなんて初めてだ。



今までだったらすぐに
着替えて帰ってた。



でも…。



美羽はすげぇ大事だから。



少しでも一緒にいたい。