ご飯を食べて、お風呂に入って、ちょっとだけ次の日の予習をする。

これが私の日課だったりする。



お気に入りの音楽を聞きながら、寝る前に日記を書く。


今日は書くこと沢山あるよ。

塗師君の秘密。
死神の事。
契約の事。

あの黒い人て悪魔だったんだ。
実は同じクラスにも居るんだよね。
明日塗師君に教えよう。

そういえば、あの黒いオーラを吸い取られた人はどうなるんだろう?
まさか死んじゃったりはしないよね。

明日確認しなきゃ。




明日……。
そういえば明日から……。


ダメだ。
眠いよ。

うとうとしてきたので、布団へ入る。


目覚ましをセットして、と。


あれ?
着信がある。


携帯を開くとメールが届いていた。


誰だろう

メールを開くと塗師君からで、一言『おやすみ、美咲』と。


なっ。
何これっ!?


また私の事、からかってるのね。


返事、してやらないんだから!




目を閉じると、携帯みて笑ってる塗師君の顔が浮かぶ。

くぅぅ。


なんで塗師君の顔ばかり浮かんじゃうの。

さっさと寝よう。


目を閉じた。