階段が終わるまで、あと3段。 ふと、とまり。 自分の、髪の毛にふれ。 指を絡ませてみる。 生まれた頃からのストレート。 真っ黒い髪の毛。 彼とは、 全く正反対だなと 思う。 「染めたらどうなるんだろう?」 きっと、似合わないと思いながら。 一段降りる。 また、一段。 そして、